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2016年7月10日 (日)

天然杉を巡る  

大佐渡山地稜線付近の標高900mほどのところに天然杉の森がある。
梅雨の晴れ間、見上げる稜線には雲がかかってはいるが雨の心配はなさそうだと、早朝車を走らせた。
くねくねと曲がる細い道をアクセル全開で駆け上がり、峠の駐車場に着く頃には霧のなか。
雨具を着込み、約15分ほどの山道を上って天然杉の遊歩道に到着。

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ウッドチップが敷き詰められよく整備された遊歩道を入ると、霧の中に変わった樹形の杉が佇んでいる。

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巨木こそ数は少ないが、雪の重みと厳びし気象条件から樹形が変形した杉。
いくつかの特異な樹形の杉には案内板が設置され、それぞれに名前が付けられている。

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これは「象牙杉」。
確かに大きく曲がった枝が象牙のように見えるね。

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これは「四天王杉」。
上部は4本だが、根元近くは一体になっている。

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1本から4本に分かれたのではなく、4本はくっ付いたとか・・・?

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霧に煙る森が見たかったのだが、斜面を駆け上がる霧の流れも早く、なかなか幻想的な景色とはならない。

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まぁ、雨にならないだけでもいいか!ヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ

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これは「羽衣杉」。
天女が羽衣を掛けるには良さそうな枝ぶりだが、それにしても見事な造形美だ。

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森をぐるっと一回りする頃には薄日も射しこむようになってきた。

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最後は名も無い杉の巨木
根元から見上げれば、絡まるように無数に張りだした枝が見事だ。

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林床にはエゾアジサイがいたるところに咲いている。
この花も日本海要素の花だが、天然杉にはエゾアジサイが良く似合うね。

杉材としては売り物にならない変形した樹形のせいで伐採を免れてきた天然杉だろうけど、人工林にはない自然の造形美としっとりとした情景は秀逸。
誰もいないそんな森で流れる霧に全身は濡れたけど、梅雨時のうっとうしさは微塵も感じないひと時でした。

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コメント

こんばんは。
天然杉は表情豊かで見ていて楽しいです。
名前もピッタシ(・∀・)イイ!

無名の杉だって 名前を付けたくなるほど素晴らしい枝ぶりで、人工林では見られない造形美ですよね。
いったいどれくらいの歳月を経ているのでしょうね。

ところで 島にも 森の熊さんはいるんですか?

投稿: zucca | 2016年7月11日 (月) 21時19分

zuccaさん こんばんは
コメントありがとうございます。
私は基本的に落葉広葉樹の森が好きなんですが、杉林もここまでありのままの姿だと素晴らしいですね。
流れる霧がとてもマッチしてて心落ち着く情景でした。

島にはクマは居ないんです。
予想通り今年は各地で異常に出没しているようですが、ここではその心配が要らないので、安心して一人でのんびり森を歩けます。
ただし! 天敵のヘビ・・・それもマムシが多いようなので、その辺は常に警戒して歩いていますけどね。(*´v゚*)ゞ

投稿: せおと | 2016年7月12日 (火) 20時34分

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